探している

僕は探している。
真に素晴らしい人間性を。
つまり、お手本になるような人の性質を。
もっと簡単に言うと、尊敬できる人を。
人は誰しも良い部分を持っていて、極悪人や無気力な人以外からは何かしらの性質を学び取ることはできる。
だから、普段からお手本を探そうという意識を持っていれば、いくらでも発見できる。
さて、今日も探してみるとしよう。
僕の席から2山先（隣のグループ）の蛍光灯が点滅しているが、誰も直そうとしない。
気付いているはずなのだ。
しかし、不幸なことにあの蛍光灯のあるブロックにはデリカシーの無いオヤジや、協調性の無い同期が座っている。
誰が直すのかが楽しみだ。
その人物に僕はまた何かを学ぶことができるのかも知れない。
本当は僕が直すべきなのかもしれない。
しかし、残念ながら僕はそこまで「できた人間」ではない。

追伸的日記
無気力なフリしても、本当は活動的だ。
分かっている。
強い人は美しい。