明けゆく夜

2005年6月12日 エッセイ
ついていない事ばかりが目立つ時、僕は壮大な風景を思い出す。
例えば、流れ星が行き交う夜空。
大学時代のゼミ合宿でこっそり持ち出した布団を道路の真中に広げて、包まりながら、仲間達と星空に流星を探していた。
あの時の空を思い出すと、僕が直面する悩みの数々がちっぽけなモノに思えて仕方がない。
僕はあの時、このまま夜が明けなければ良いのにな〜と思った。
正直、僕は社会人になる前のあの時期、不安でしょうがなかった。
そして、学生という自由な時代の終わりを少し感傷的な気持ちで見つめていた。
僕は一体どうなるのか?何になりたいのか?なれるのか?
その問いかけは今も心に在り続けている。
しかし、現在は目の前に広がる現実の明るい一面を抽出しようとしているから、感傷的ではない。
今夜、明けゆく夜を僕は笑顔で祝福したい。
お楽しみはこれからだ!
It’s show time!!

追伸的日記
いつかまた皆で流星を探す旅に行こう!

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