緑水

2005年10月3日 日常
緑色に濁った外堀を毎朝、僕は見下ろす。
首都高の影に隠れ、まさにヘドロの棲家のよう。
でも、ほんの小さな隙間から差し込む、朝陽が光のレースのように柔らかく緑の水を浮かび上がらせている。
なぜか、僕はその光景に少しだけ和む。
決して、美しくはないはずだが、僕は美を見出す。
朝のささやかな発見。
美しいものは、意外と都会の真ん中にもあるものなんだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索