愚鈍ナル奴

2006年3月29日 エッセイ
世の中の醍醐味でもある「人の多様性」は時として悲劇だ。
人の数だけ思想があり、ある人にとっての正義は他者を傷付ける。
意図せずに傷付けるのは仕方がない。
しかし、最低限のモラルと人としての優しさで、相手を気遣う事が大切だ。
他者の人生の志向を否定する権利なんて、僕たちは誰も持ってなんかいやしない。

在り来たりだけども、時々、ふと人生が虚しくなる。
これは人の複雑な思考回路が見せる幻想であると言い聞かせてみても、心を埋め合わせる何かが見つかる訳ではない。
そんな時々弱くなる心を突き刺すような他者の言動は凶器だ。
本来の僕たちは、弱くなった心を助け合う存在でなければならないと僕は思う。
でも、現実には平気な顔して弱った心をいたぶるサディストがあちらこちらにいる。
でも、僕たちは助け合える仲間がいる限り、生きてゆける。
道は違えど、共に戦おうではないか!

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