誤・貴族的思考

先日、僕は呆れた人を会社でみた。
正直、腹立たしい人やツマラナイ人は沢山見てきたが、唖然とさせてくれる人を会社で見たのは初めてだった。
ソイツは年齢で言えば、40代半ばくらいから50代前半。
身体特徴は書きません。
ソイツは「研究員」という肩書きを持っている。
ある別の心配りのできる優しい研究員が力仕事をしているのを見て、ソイツは言ったのです。
「研究員が力仕事をするなんて偉いなぁ〜」（一緒にいた連中とニヤニヤしながら）
まあ、普通の人が聞いたら、別にこの場面に呆れることはないでしょう。
しかし、僕はソイツのいやらしい口ぶり感じたのです。
力仕事などと言う野蛮なお仕事は業者に任せれば良いんだ！みたいなニュアンスを・・・。
僕は新人の頃から去年くらいまで、色々と力仕事やら雑用に奔走していました。
時に本業に支障をきたしたりしながら、やってきました。
きっとソイツは大学院を出た後、雑務といった仕事の基本を経験せずに今まで社会人をしてきたのでしょう。
それで、話を戻しますが、何故、僕はソイツに呆れたかというと・・・未だに研究員は雑務をしないという間違った既成概念に囚われている愚かな人間がいたことに対してです。
今後の社会及び、会社はそのような人間を排除しなければ発展は見込めないでしょう。
雑務もこなす経営者・役員がいる会社は存続し続けることでしょう。