Jam Films S

2006年8月19日映画

DVD アミューズソフトエンタテインメント 2005/06/24
予想以上に良い作品集でした。
JAM FILMS1は観たことあったのですが、それ以上の素晴らしさです。
まるで、有名作家のコラボ短編小説です。
以下、各作品への感想
「Tuesday」・・・ある意味滑稽な作品。でも、よく考えると怖い作品。マンション住居人は必見か？！ZEEBRAさんのPVと思っても間違いないのかも知れません。
「HEAVEN SENT」・・・殺し屋の最後の償いってところでしょうか。もしも、3つの願いが叶うのならば何を願おうかな？あえて、世界の中心（？）に悪魔を登場させる辺りがポイント。ちなみにエンドロールが流れるまで、悪魔＝乙葉さんだとは気が付きませんでした。
「ブラウス」・・・フェチズム。大杉蓮さんと小雪さんという豪華出演者。
「NEW HORIZON」・・・地球を回しているのは糞転がし（スカラベ）という大胆でメルヘンな発想。朝が来ないと泣く勘違い男と男性自身の機能を取り戻した老人。この二人の男を翻弄？する綾瀬はるかさん演じる女性（役名無し？）。綾瀬さんファンには必見ってところでしょう。そういえば、JAM FILMS1でも妻夫木さんと出演してたな〜。
「すべり台」・・・これはちょっと笑えるお話。山崎まさよしさんの存在も良い味を出してる。特に最後の突っ込み。
「α」・・・これは「なるほど〜！」という落ち。個性均一化への警鐘ってところです。怖い作品です。未来都市を思わせる背景の景色等、雰囲気が好きです。
「スーツ -suit-」・・・不条理が事態がもしも自分に降りかかったら？藤木直人さんや小西真奈美さんのファンは必見だと思います。しかし、ストーリーはやや不完全燃焼な感じがします。