とりとめなく

僕は大人気ない人間で、無駄に人に憎しみを覚えたりして、後悔したりすることが時々ある。
結局、人はそれぞれに考えが違うのであり、それを正そうなんていう生意気な考えを持つ方が間違っているのですよね。
小さなプライドや勘違いで生きる気力を維持し続ける人を批判したりするのは簡単なのかもしれないけど、そういう人たちを認めるのも、人としての器なのかもしれません。
僕は夢を追い続けたり、誰かを守るといった使命に生きる人に関して、とても素晴らしいことだと思うし、僕もそんな人でありたい。
でも、目標とか使命もなく、腐ったプライドと根拠の無い自信で人生を浪費する人に対して、他人事ながらも憎悪に近い感情を僕は持っていました。
しかし、よく考えると、そういう人に対して、本当に一番憎悪しているのはその人自身なのではないか？と僕はふと思ったのです。
どんなに自分の中だけで、生きている人であっても、自分自身を客観的に見る冷静さは持っているはずです。
そんな冷静な状態になった時、日々を浪費する人は自分の不甲斐無さに絶望することでしょう。