ISBN:483991267X 単行本 オージー情報システム総研= 毎日コミュニケーションズ 2004/03
たまには、真面目に仕事関係書籍のレビューです。
UMLの入門書として、この本はお勧めです。
大概のUML関連の本は、コンサルタント・SE・PG向けに書かれているので、予備知識がないと理解できませんが、この本はそれなりの論理的思考が出来る人であれば、理解できます。
また、オブジェクト思考の入門としても良いかもしれません。
内容は前半が主人公の本多さんを中心とした登場人物たちの対話形式になってます。
結構、分厚い本ですが、絵図が多いので早く読めます。

僕自身、仕事でUMLの予備知識がないまま、作成したことがあります。
そして、それがほぼそのままの形で顧客に提示されました。
今となっては自信に繋がる良い経験でした。
ちなみに、その際に先輩から分厚いUML関連の本を2〜3冊渡されて、「この本を参考にしてUMLを作成してね〜。」って、言われました・・・。
でも、分厚くしかも、難解(著者は外国人)であった為、上司のレクチャーを受けながら作成しました。
まあ、主に静的な関係を捉える為のクラス図作成だったので比較的楽でしたけど。
最近、少し時間に余裕があるので、もう一度基礎からしっかりUMLを理解しておこうと思い、この本を読みました。
正直、これを読めばすぐにUMLを作成できるわけではありませんが、仕事を進める上で、そして、日々の自分の行動を分析する上でも、そのUMLの考え方が役立ちます。
物事を論理的に捉える力を鍛えたい人にもお勧めです。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索